8月30日36度

昨日見た夢のはなしを話すのは心を許しているからです。7月30日のことを思い出している8月30日のお昼です。先週の日曜日のことを思い出している今日は日曜日です。

 

また会いたいなって思ってます。でも会いたくないなとも思ってます。

君がくれた思い出はいまちょうどいいくらいの重さでわたしの腕に収まってるから、これ以上もらったら何か落としちゃう気がします。君も少しは、少しくらいは何か持っててくれたらいいなって思うけど、持ってないだろうな。大丈夫それで良いです。

君は道端の虫にすら優しいひとです。道端のわたしにも優しかったです。

眠れない夜にずっと起きててくれたこと、帰りたくない夜に帰らないでいてくれたこと。優しい君にとっては大したことじゃないんだろうけど、わたしにとっては大したことです。世界の色が変わっちゃうくらいに大したことです。

出会ったのがわたしでごめんなさいって思います。

一緒に映画を観に行こうって言ってくれた日、あれ断ってよかったって今でも思います。

いつかわたしがこの街を出る日がきたら、君のこと思い出すのはその日が最後になると思います。

わたしは変わらなきゃいけないけど、君は変わらないでいてほしいです。

 

君のことちゃんと好きになってくれる女の子をちゃんと好きになって、ちゃんと幸せになってほしいです。わざわざわたしが祈ったりしなくても、こんなに優しい君ならすぐ幸せになれるだろうな。

君のこと本気で好きなわけじゃないからこんなこと言えます。

本気で好きになっちゃいたかったな。